血液がサラサラになる食品のまとめ

成分から見て、「同じ効果・作用・働きで、効いてくる」という観点から

混乱する頭の中を血液サラサラ食品でまとめて見るー。

調査員

調査員の岡村です


 「血液サラサラ」になりてぃー。そう思ったのでいろいろと調べて見たんですが、頭の中が整理されずに混乱しています。
(こんなに難しい、医学的なことをそう簡単に解ったら、医学部に合格してらー。)

 まず、時々食べる納豆そのものと、納豆から抽出された「ナットウキナーゼ」という酵素、の効果や働きに大きな違いがあるようなんです。
というか、まったく違うもののようなんでーす。

血液サラサラ食品:「納豆」と「ナットウキナーゼ」サプリとの違い

 納豆を食べても「血液サラサラ」にはならないのか?

いえ、いえ、納豆中に含まれている「リノール酸という 不飽和脂肪酸」が、(血管壁に蓄積して動脈硬化を起こす )血管中の悪玉コレステロールを洗い流してくれるので、たいへんよい働きがある。

納豆ごはん

 大豆に含まれる脂肪分は約85%が、リノール酸・リノレン酸といった身体に良い不飽和脂肪酸 (コレステロールは0)で、必須脂肪酸とも呼ばれ、特にリノール酸が50~60%も占めているのが特徴だという。


 (米国の研究によれば、)納豆に含まれる、このリノール酸はコレステロール値や中性脂肪値を下げる作用があるという。

 つまり、納豆は、悪玉コレステロール値や中性脂肪値そのものを下げてくれるので、結果的に動脈硬化や心臓病を防ぎます。つまり、●血液サラサラ効果があると言える。
 →★動脈硬化とそのメカニズムから見た対策

さらに、話を進めると、
 納豆から抽出される「ナットウキナーゼ」という酵素に、●血液サラサラ効果、●血栓溶解作用、などがある。特に、このうちの、「血栓溶解作用」に注目して、サプリメントが開発され販売されている。
 →★血栓を溶かすナットウキナーゼ

 食べる納豆そのものに「ナットウキナーゼ」は、入ってるかもしれない。しかし、納豆を食べても胃酸で60%が死滅する上、腸で消化されて分解されてしまうため、納豆から抽出される「ナットウキナーゼ」という酵素が血液中に入ることは無い。

 従って、「ナットウキナーゼ」という酵素を摂るには、サプリメントなどの形で摂ることになる。
 →★ナットウキナーゼ入りサプリメントを比較

血液サラサラ食品:「DHAやEPA」:キーワードは、不飽和脂肪酸か?

 納豆に含まれる不飽和脂肪酸は、リノール酸やリノレン酸、特にリノール酸が50~60%も占めているのが特徴でした。

青魚

 一方、  北極圏に暮らすイヌイットの人たちは、アザラシや海鳥、鯨、カレイやサケを好んで食べます。

 その食べ物、魚やアザラシの脂肪には、「DHAやエイコサペンタエン酸 ( EPA)など、多価不飽和脂肪酸」が多く含まれていることが1970年代に、デンマークの調査で発見されました。

 そして、その後、米国FDA(米国食品医薬品局)も、その効果を追認して、この成分が、血中脂質を低下させ、循環器系疾患の危険率を低下させていることが、解かって来ました。
 →★イヌイット健康の秘密

 つまり、最近の研究では魚でも、特に青魚に多く含まれると言う「DHAやEPAは、
●血液サラサラ効果がある食品なのです。血液サラサラになるために、魚をたくさん食べましょうね。特に青魚です!。

これは、現在では、新聞などのサプリメントの広告で、多くの人が知るところとなりました。



(DHA&EPA+セサミンEX(120粒)

青魚のサラサラ成分として話題のDHAを配合。酸化されやすいDHAとEPAをセサミンとオリザプラス、ビタミンEが守って届ける。)

血液サラサラ食品:「赤ワイン」:キーワードは、抗酸化作用のポリフェノール?

 高脂血症になると、血液は「ドロドロ」に変化し、悪玉コレステロールが血管の内側の膜内に侵入し、動脈硬化になる危険が高まります。

 しかし、悪玉コレステが活性酸素により、酸化され、酸化LDLになることを、阻止すれば、プラーク(蓄積物の斑点=動脈硬化)は防げます。
 →★動脈硬化とそのメカニズムから見た対策

 フランス料理には、フォアグラや肉類、バター、生クリーム、チーズといった、動物性の脂肪がたっぷり含まれた 材料が使われています。当然、フランスでは、心臓病が多いかと思います。

赤ワイン

 しかし、意外なことに、心臓病の死亡率は、欧米諸国の中でも、低いのです。

フランス人の好む「赤ワイン」には、活性酸素の害を防ぐ、抗酸化作用のあるポリフェノールが 豊富に含まれていたのです。

 同じ赤ワインでも、フランスのぶどうから作られたものは、日本国産の赤ワインよりも、2倍のポリフェノールを含むとされていて、 国産のようにコンビに販売されているものでも、よくラベルを見ると、フランス原産のワインを、国内でパックしたものなどもあります。

 このように、「赤ワイン」は、●血液サラサラ効果がある食品なのです。

血液サラサラ食品:「黒酢系のサプリメント」:キーワードは、クエン酸や酢酸?

 食酢や梅干、そしてレモン・グレープフルーツなど柑橘類にたくさん含まれているクエン酸は、血液の成分が固まるのを解消する効果がある と言われ、実際に「抗血液凝固剤」としても使用されている。

 別の表現をすると、赤血球をやわらかくし、自在に形を変えられるようにする。結果的に血流が改善という(健康ポータルサイト「healthクリック」より)。

 クエン酸は、疲労回復効果、血液の浄化、高血圧などと、健康に良いたくさんの効果がある(kuensan.jp)ため、サプリメントとしても販売されています。→●クエン酸 サプリメント

 いっぽう食酢の中に含まれる酢酸は、疲労の原因となる血行の循環不良をおさえると言われている。

さらに疲労回復効果を高めるためには、糖分と食酢を同時に摂るのがよいようで、 糖とともに食酢(の酢酸)を摂ると、運動により消耗されたグリコーゲンの回復が促進されて 疲労回復がさらに早くなるといわれている。

 →★古来からの伝統の秘密-クエン酸、アミノ酸

 黒酢系のサプリメントは、たくさんの会社から販売されていますが、このように、「クエン酸や酢酸を含む食べ物」は、●血液サラサラ効果がある 食品なのです。
★参考サイト:もろみ酢屋さん

 出典はいずれもWikipediaの「クエン酸」、「酢」からです。

血液サラサラ食品:「にんにく系の根菜類」:キーワードは、硫黄化合物?

ニンニク、タマネギ、らっきょう、長ネギ、ニラ(以上、ユリ科)、大根(アブラナ科)などには、独特の刺激臭のある辛味成分が含まれています。 これらは、主に、ユリ科の野菜ですが、「硫黄(イオウ)化合物」をたくさん含むと言われます。

玉ねぎ

 この食品の特徴は、強い刺激臭ですが、この匂い成分には、切り刻んだりした時に出るアリシンやアリイン、アホエンなどが含まれる。 特に、アリシンを食用油に溶かした時にできる「アホエン」は、抗酸化剤として働くことが 知られています。さらに、黒にんにくは、抗酸化力が生ニンニクの10倍になるようです。

アホエンは、抗血栓剤(抗凝固剤)としての作用も持ち、血液中の血小板が血栓を起こすのを防いでくれるので、 心臓病や脳梗塞の危険性を減らすとされています。また、広範な適用範囲を持つ抗菌剤でもあるようです。

 にんにく系のサプリメントは、たくさんの会社から販売されていますが、このように、 「にんにく食品」は、●血液サラサラ効果がある優れた食品なのです。


同じアブラナ科の植物(南米ペルー原産)から作られるマカは、非常に男性や女性の機能を高めてくれるという点も興味深い ですね。

血液サラサラ食品:「野菜や穀類、豆類、海藻・海草」:キーワードは、食物繊維?

 食物繊維は、人の消化酵素では消化されない、食物に含まれる難消化性成分の総称のことです。 人の大腸の機能は食物繊維の存在を前提としたものであり、  野菜や穀類、豆類などに含まれている不溶性食物繊維は、大腸の働きを促すと言われます。

この不溶性に対して、「水溶性食物繊維」には、果物に含まれるペクチンやこんにゃくの主成分のグルコマンナン、 海藻からの寒天主成分アガロース、昆布に含まれるアルギン酸ナトリウムなどがある。

 一方、バナナには「水溶性食物繊維」ペクチンと「不溶性食物繊維」のセルロースの2種類が含まれている。

 その効用として、分かりやすい言葉では、不溶性食物繊維は、腸をすみずみまできれいに掃除してくれる成分と言えます。 また、「水溶性食物繊維」は、体内への脂肪の吸収を妨げ、血中のコレステロールが減少するため、血液がサラサラになるとも言われています。

脂質異常症予防、便秘予防、肥満予防、糖尿病予防、脂質代謝を調節して動脈硬化の予防、 大腸癌の予防、その他腸内細菌によるビタミンB群の合成、食品中の毒性物質の促進除促などが確認されている。

 このように、日常的な食事で摂れる「食物繊維」の中にも、 ●血液サラサラ効果がある食品があるのですね。 ただ、1日に必要な野菜を、毎日十分に食べられる食生活(栄養士さんが欲しい!)が難しいのも現状です。

 出典は、Wikipediaの「食物繊維」からです。

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血液サラサラになる方法1(イヌイット健康の秘密)
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